【クサいもの2発】
とあるスーパーにて発見したもの

ドリアンだ。
言わずと知れた、フルーツ・キングだ。
いつかチャンスがあれば、と長年思い続けてきたが
ついに今日、目の前の怪物を倒す時が来たらしい。
そいつはトゲトゲしく、いかにも一癖ありそうなイデタチであった。
ふと見ると、すぐ横に初心者用があるじゃないか。
そうだよなー、イキナリ丸ごとじゃなぁー
ということで購入したのがコレである。

「むいちゃった!ドリアン」・・・って、
まるで甘栗むいちゃったみたいな軽いノリじゃねーか。
妻と娘は
はなっから嫌悪感丸出しだったので、
息子と二人でチャレンジしてみることにした。
どれ、パックを少しだけ開封して気になるニオイを。
( ̄(OO) ̄) くんくん・・・
アッ!クサッ !!
中のパックの中に、さらにラップで包まれたドリアンが。
ドコまで厳重なんだよ・・・

てか、
(,怒`Д´)ノ クサーッ!!!
もんのすげぇ~強烈~!!
思わずロッキー風に叫んじゃうよ 「ドリア~ン」

どっひぇぇー!
ラップはがしたら、もっとスゴいことに・・・
指でさわってみると、ヌチャァア~っとしてる。以外にやわらかい。
通に言わせると、これが最高の、最適な状態なんだろう。
まさに、今が食い頃。

分解してみると、タネが入ってた。
息子と一緒に指ですくって口に入れてみる。
うぎゃあああ!!!
おい息子よ、オレの鼻はどうなってる?曲がってないか?
それとも取れてないか?
あ?オマエの鼻?
無いよ。
☆●@#◆▽♂★↓¥♀*%▲*◎◇!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もしも絶世の美女がキスをせまってきても、
事前にドリアンを食ったことが判明したら一目散で逃げるぜ。
これ、明日会社に持って行って同僚の仕出し弁当の中に入れときてぇー
近所のスーパーのエレベーターの中に何気なく放置して立ち去りてー
知らないオバさんの買い物カゴに投入してみてぇ~
ドリアン1つでいろいろなイタズラできそう。
イタズラにゃもってこいのアイテムなのに、何故もっと活用しないんだろう。
たぶん一歩間違うと犯罪になるからだ・・・。
誰かにドリアンの匂いってどんな?と聞かれたら、
「犯罪の匂い」と答えよう。
何か例えるモノを頭の中で探す作業そのものが苦痛だ。
どうしても何かと聞かれたら・・・
そうだ、極度の便秘で3ヶ月くらいお通じが無く、
それなのにニンニクたっぷりのレバニラ炒めと餃子を食べた
年配のオバサンのオナラを直に鼻先で放射された100倍の匂いじゃー!
と叫ぼう。
味は・・・「なんも言えねぇ・・・」
当然ながらこの日、我が家はパニックになった。
結局息子と一口ずつ味見して、
あまったドリアンはビニール袋を3重にしてゴミ箱へ。
いや頑張った。俺達にできる最大限の努力をしたにもかかわらず、
結果はたった一口という始末・・・惨敗だ!
しかも厳重に密閉したはずなのに、ゴミ箱の周囲はおろか
キッチン全体に異臭が。
息子は「15歳の誕生日にドリアン食わされた。一生記憶に残る・・・」
と言い残し、そそくさと寝てしまった。
その後、明日はごみ屋さん来ないよー!と妻に怒られ、
別にゴミ売ってるわけじゃないのに“ごみ屋さん”は無いだろーと逆ギレし、
もう散々だった。
こんなに「クサイ」を連発した日はなかった。
こんなもの、売ってはいけないんじゃないのか!?
どうりでレジのオバさんに二度見されたよ。
「エッ あんたこれ買うの!?」みたいなカオしてさ。
その場でちゃんと声に出して確認してほしかったなぁ。
そしたらこっちも考え直す余地ができるのに・・・
そのまま何も言わずにレジ通すから悪いんだよ。
ということで、最終的には強引にレジのオバさんのせいにした。
いやー、この日は初体験が2つ。
生まれて初めてドリアンを経験したことと、
生まれて初めて石鹸で歯を磨いたこと。
つうか、この時ばかりは
生まれてこなけりゃよかったと思ったよ。
続きましてー
いつだかY君にお土産としていただいたもの。

随分、食べるのを拒んできた。
「今度にしよう」とか「なにも今日食べなくてもいいじゃないか」とか
まるで非常食扱いになっていて・・・
そのため、いつしか冷蔵庫の奥へ奥へと追いやられていたが、
この度、冷蔵庫整理の際にまた発見されたので、
賞味期限も近いことだし思い切って食してみることにした。
おそるおそる開封する。


( ̄(OO) ̄) くんくん・・・
(((;゜o゜;))) ひぇえええええ!
(:.;゚;Д;゚;.:) うぷぷぷっ!
(,怒`Д´)ノ クサーッ!!!
なんじゃコリャー!カブトムシの死骸よりもくせえ!
それどころか
炎天下の水槽の中で
死後1週間経過して腐敗しきったザリガニと同レベルだ!(経験者は叫ぶ)
サーモスタットが異常発熱して
煮魚になったピラニア臭と、とてもよく似ている!(さらに経験者は叫ぶ)
秋の終わりに無理矢理冬眠させようとして
春になって「どれどれ~そろそろ冬眠から起こそうかなっ」と
ダンボールや新聞紙を巻いて暗くし、外に放置しておいた水槽を開けると
なんと冬眠に失敗したらしく、生きたまま冬を越してしまい、
当然あまりの空腹にお互いを共食いし合い、どえらい腐敗臭を放っていた
3匹のミドリガメと同じニオイじゃあ~!!(経験者は涙ながらに回想する)
なんだろ、死臭にしか例えられないなんて、こっ これはもはや兵器だ。
人間から美容と健康と平和を奪う兵器だ。
うわーん、こわいよー!ママー!
ふっ・・・なーんちゃって。
味は意外とイケたんだなこれが。
そのへんはドリアンよりいいよ。
そしてもちろんいただきましたよ、ハイ。
重装備して。

ご馳走様でした。
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